石鹸で犬を洗ふ。

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手作りわんこ石鹸で犬を洗ふ。

市販のシャンプーよりずっとマイルドで、皮脂を必要以上に落としません。

それにより、シャンプー後に身体が慌てて皮脂を分泌しませんので、ケモノ臭の復活まで時間が稼げるのです。
そして、シャンプー後に痒がることがなくなります。


サロンのシャンプーはこの手作り石鹸で洗わせていただいてますが、ご自宅でも、ご自宅の近くのトリミングサロンに出されるにしても持参して石鹸で洗ってもらうこともできると思います。

香料は使っていませんので、シャンプー後に、肌のニオイを確認していただけます。
ご自宅でシャンプーされるときの参考にしてください(*^▽^*)

シャンプー前にしっかりブラッシングをする

毛玉や絡みがある場合は事前によくほぐします。毛玉があるまま濡らしてしまうとフェルト化しますので、ご注意ください。

足裏のバリカンや、爪切りはシャンプー前に済ませておきましょう。(シャンプー後の爪切りは血行が良くなっている分出血しやすいので)

お湯でしっかり予洗いをする

石鹸をつける前に、お湯で洗い流せる汚れを全部落としましょう。単に表面にお湯を掛けるというのではなく、被毛の中までしっかりとマッサージしながら、予洗いします。

お湯でしっかり予洗いしておくことで、汚れは8割方落ちてしまいます。肛門線絞りをする場合は、このタイミングで行い、同じくお湯でしっかりと流します。

洗面器にぬるま湯を張り、石鹸を軽く泡立てます

このとき石鹸は、一生懸命ぶくぶく泡立てなくてもOKです。ぬるま湯にひたすことで石鹸を溶けやすく、やわらかくするような感覚で。洗面器に一杯のぬるま湯を用意して行います。

しっかり泡立てたい場合などは、100均などで売っている泡立てネットを使用するといいでしょう。

④わんこの身体に石鹸をくるくる円を描くように当てて動かします

ときどき、洗面器に石鹸をひたしながら、これを繰り返して身体全体に行き渡るようにしましょう。

⑤洗面器のぬるま湯を少しずつ加えながら、手のひらでマッサージして泡立てます

犬の皮膚はとても薄く、人間の1/5程度の厚さです。そのためゴシゴシこするのではなく、自分の顔を洗うように手のひらでやさくしマッサージしながら洗います。

石鹸というと、泡で汚れを落とすものとご想像される方も多いと思いますが、 泡立ちそのものは洗浄力と関係ありません。 石鹸は泡で汚れを落とすのではなく、石鹸の成分そのものと汚れが結びつくことで、 汚れを肌から引き離し落とすのです。

汚れの量に対して石鹸の量が少ない場合は、汚れをすべて落としきれませんのでご注意ください。②でしっかり予洗いをし、お湯で落とせる汚れを先に落としておくことで、使用する石鹸の量は少なくて済み、汚れもしっかり落とせます。

⑥シャワーでよくすすぎます

全身をよくすすぎます。脇の下などすすぎ残しのないようにご注意ください。

アンダーコートの多いわんこの場合、シャワーヘッドを直接押し当てると中までしっかりすすぐことができます。

タオルドライ+ドライヤーでよく乾かします

まずはしっかりとタオルドライをします。仕上げのドライヤーは冷風で地肌までしっかりと乾かします。

洗い流した後はお湯でキューティクルが開いているため、少しキシキシした印象を受けるかもしれませんが、乾かした後は特にリンスしなくても、ふんわり艶のある被毛になります。

⑧使用後の石鹸は水気をよく切り、風通しの良い場所で保管

保湿成分であるグリセリンをたっぷり含んだ石鹸です。湿気の多いところでの保管や、水切りをしないままでいるとグリセリンが近くの水分を引き寄せて溶けくずれの原因となりますのでご注意ください。

浴室に置きっぱなしにせず、洗面台に置く場合も水が掛からないようにご注意ください。

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